防災意識を高めるのに最適な「富士山噴火」(高嶋哲夫著)

高嶋哲夫著のパニック小説「富士山噴火」は、ちょっと心が緩んだときに、大災害への備えを常に頭の中でシミュレーションしておかねば、とねじを回し直すにはちょうどよい「恐ろしい」作品です。  東日本大震災からかなり年数がたちましたが、次は南海トラフ地震か、首都直下地震か、と日本人は気が気ではありません。それに加えて、首都圏や東海地方の人々を恐れさせているのが、この小説のテーマでもある富士山の300年ぶりの噴火でしょう。  ストーリーは題名そのもの。高嶋の出世作である「M8」などと同じく、日常生活をしているところに... Read More