ROOM「ルーム」 原作:エマ ドナヒュー 

外国の本です。

この本はさらわれた子供が部屋に閉じ込められてその小さな世界で暮らすという本です。

すごく心理学的に興味深いと思ったことはさらわれた子に子供ができ、その子の得られる経験です。その部屋の世界からの。

これを見て私は人は経験から考え方がまとまっていくんだとわかりました。例えば、その部屋にはテレビがおいてありそこから犬や空や自然やニュースを子供は学びました。けれども彼の経験上外には一度も出たことがないので、母に実はこれらすべては存在してるといわれても納得がいきませんでした。

外に出ている私からしてみればアニメキャラは実在してるといわれてみているもんです。

この映画に出てくる人物で一番つらい思いをしてるのはさらわれた子供でしょう。
母親は自分の子供に一生懸命外に一緒に脱出させようとします。しかし、子供は怖がる一方です。私たちが生きてる外の世界でいえば、いきなり誰かに一緒に宇宙に行こうよと言われたのと同じです。
人間は何かを知るのを楽しむことだけでなく、恐れているときもあるんだとわかりました。

この映画はとても感情的になる映画です。ふつうなら、部屋に閉じこめられた場合、精神的にメンタルが崩れてしまい自殺まで行くはずなのがなぜ彼女には訪れなかったのでしょう。それはこどもがいたからだと思います。いくら年齢が離れていようが子供にも小さな勇気があります。そのおかげで二人が支えあうことができたんでしょう。お互いぶつかり合い、甘えあい、助け合う。喜怒哀楽が二人の精神のバランスを保ったんだと思います。

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