一歩を踏み出したい貴方への屍鬼の『答え』

先日、小野不由美さんの『屍鬼』を読みました。切っ掛けは、好きな漫画家の方がこちらの小説を漫画化していた事と、これまた好きなゲームの監督さんが大絶賛していた事。

もう題名からして分かり易くホラー小説です。

何気なく書店で見かけ、1冊手に取ってみると重い‼︎しかもそれが6冊も‼︎

ちょっと一気に持ち帰るのは困難そうなので1冊づつ購入しました。

ざっくりしたあらすじを紹介すると、舞台は山間の寒村。

そこにある家族が村の高台に引っ越しをしてきた所から話が始まります。使用人以外は殆ど外に出ない不思議な家族。

村人達は不審に思いながらも各々の生活を続けるのですが、その家族が引っ越しをしてきた頃から村人の不審死が相次ぎます。

そして、死んだ村人を見たと言う不気味な噂まで…。

やがて、姿を表し出した高台の住人達。

彼らは何者なのか。村人の不審死は奇病なのか、それとも殺人か。噂の真偽は。

クライマックスまでのスピード感は、早く次巻を見たくて毎日書店に通い詰める程です。

また勿論、物語そのものも楽しいのですが考えさられる言葉が沢山。

生きていれば直面する理不尽。

健康だったり、家族だったり、会社や上司、天災や犯罪。

『私のせいじゃない』

そう思う事がいっぱいあると思います。

それでも、それと戦うのは私達自身。

それに対する決してポジティブではないけど、だからと言ってネガテイブでもない『答え』。

物事に納得できなくても、足を前に。

とりあえず先へと進む一歩を助けてくれる『答え』をくれるお話です。

これから何かと戦わなくてはならない人、皆んなにオススメします。

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